2011年3月2日水曜日

岐路に立つお寺

昨日(2011年3月1日)NHKの「クローズアップ現代・岐路に立つお寺」を見ていました。

NHKの内容紹介から引用
「葬式仏教」と批判されて久しい日本の寺が追い詰められている。都市への人口流出と檀家の減少、「直葬」に代表される宗教離れよって、衰退してきた寺が経営難に陥り、数億円の負債を抱えるケースも出てきている。原因は“墓ビジネス”の失敗だ。葬儀会社に「葬式」さえも奪わつつある寺が、存続をかけてビル型納骨堂や巨大霊園を建設したものの、売れ残ってしまったのだ。一方、危機的状況のなかで、信者の心の苦しみに寄り添う宗教の本分に立ち返ろうと、自殺や高齢者の孤立の問題に向き合う僧侶も現れている。岐路に立たされるお寺の現状を見つめ、宗教の役割と可能性について改めて考える。
此の様に書いてありました。

私達占いを志す者にとっては宗教感は切っても切れないものです。
易学やタロットに代表される卜術は「神仏からの掲示」として出た答えだからです。
時には自分を律していないとアドバイスが嘘に聞こえてしまうのです。
以前、檀家である私を坊主が怒鳴りつけた話を書いたことがありました。
まさにこのNHKの「クローズアップ現代」を地で行くような話です。
個人的な事だが今後は年忌法要等は自分で行えば、坊主には布施を払うことはないのです。
宗教法人など片っ端から倒産して当然だと考えているからです。
税金も払わず(宗教法人は免税されている)、人の心も救わず、御経を読んでいれば金になると考えて修行を怠ってきた結果なのです。
まもなく両親の入っている寺もこの現状にさらされると思います。
いや、すでに5件となりは格安墓地が一年の間にほぼ全部の区画が埋まりました。
つまり檀家にならない家が多々あることがわかるのです。
行き着く所、「本分を忘れた行動は必ず滅びる」と考えるべきなのでしょう。