2011年4月2日土曜日

福島第一原発事故に見る地球温暖化

  被災者の方には謹んでお見舞い申し上げます。
  東京に電気を供給してくれていた福島原発だが3・11の震災後まるで疫病神の扱いだ。
  確かに放射線等危険は大だが個人的には大変恩恵を受けていたと感謝に耐えないほどだ。
  今も電気を使ってPCを動かしている事実は変わらない。国策として今後どの様なエネルギー政策を行っていったら良いかを考える機会になっているのだろう。
  自然エネルギーは一長一短があり安定供給出来ない不便さがある。だが、原子力比べれば断然安全である。
  一国内で西と東で周波数が違うのも大問題だ。電気を分け合うことが出来ない。経済的な損失だ。だが世界はそんなことはどうでも良い対応の遅れから自国経済にも波及しかねないからだ。
  特にフランスは原発大国で電気を他国にも輸出しているほどだ。原発が危険だと問題は深刻になるからだ。
  放射能汚染水が海に流れ出ていて対応が急がれているが、この原発事故で地球温暖化の現状も見えてきた。今までは二酸化炭素が地球を温めていると言ってきたが下の図の「タービンを回した蒸気は水に戻り何回も使われる」とあるが自然冷却ではなく海水を冷却水として使っているのが原発だ。


  つまり原発は海水温の上昇に一役買っている事が報道ベースで公開されたのだ。
  原発は日本だけでも50基以上もあり世界ベースでは400基以上の原発が運転されている当然冷却水は海水だ。これだけ毎日海水を温めていれば地球は温暖化も当然だ。
  原子力はクリーンエネルギーではなく温暖化と被爆の象徴エネルギーと考えなければならない。
  人間は試行錯誤の生き物なのだろう。