2010年10月8日金曜日

高島暦

 年末から年始にかけて高島暦が売り出される。私も母がよく買っていたので、見る機会は多かった。今、自分が占いを志すように成って初めて、高島暦が九星気学を基に書かれている暦だと知った。
  九星気学は占法としてはかなり幅広いところを見ることが出来る占術だと言える。特筆すべき所は方位を見ることが出来る事だろう。九星気学は方位の吉凶を見ることが出来、運気を見ることが出来、持って生まれた星の相性を見ることが出来る。
  占いの命術ではほとんどが運気と相性を見ることは出来るが、方位を見ることが出来るのは九星気学の特徴と言って良いだろう。私を含めほとんどの人が無頓着に引越しをしたり、勤めを変えたりしているが、知らぬが仏であろうか?方位はその人の人生を表していることが分かった。
  私の場合29歳で家を出て、母が他界する46歳で実家に戻った。埼玉の浦和(現在のさいたま市)、茨城の土浦、東京の練馬、二回目練馬と引越し母の他界により実家に戻った。二回目練馬の引越し以降は九星気学を学んだ後の引越しだったがそれ以前はまったく方位術を知らなかった。
  九星気学を学んだ後、自分の引越しを振り返って言える事は、全てが大吉方とまではいかないが中吉方を歩んできたことだ。この事には、私の師や先輩も驚いていた。だが、ほとんどが、このように吉方歩めるわけではない。私自身「神仏の加護」もしくは、「神仏の御心に合った生き方」をして来たからだと、謙虚に受け止めているところだ。
  たとえば私の身近なところでも、凶方位を歩んでいる人知っているが、日ごろの行動を考えると、当然起こるべくして起こしていると考えられる。ほとんどの人が自分さえ良ければ人はどうでも良いと考えるのだろうが、道徳とは自分にも善く他人にも善い行いで無ければならないのだ。
  では凶方位を歩んだ人の行く末を見てみよう。若くして大病に成っている。そして何度と無く外科手術行い、生きているのが不思議と思われるくらいの状態で生きているのである。私自身この事を知った時、方位術の力と共に戦慄を感じた事を覚えている。
  日ごろの正しい行動こそ、楽しい明るい人生が歩めるのではないだろうか?

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