2010年10月8日金曜日

1000円カット

 私はオシャレではない。髪の毛は伸びれば切る。見苦しくならないように気をつけるだけだ。当然そんな所にお金をかける気にはならない。だから1000円で髪の毛を切ってくれる所に行く。
  だが、そこには私の母親くらいの年の人が、髪の毛を切っていたりする。男性なら当然と思うが、女性でも髪の毛にお金がかけられないほど困っているのか?年金暮らしで大変なのか?女性でもあまりオシャレではないのか?
  真実は分からないが、個人的には不思議な現象だと思う。デフレ時代の光景か?こんなものを見ていると、占いと言う形の無い物に、お金を払う人がどれだけ居るのか?考えさせられてしまう。
  もちろん、いつまで生きるか分からない人生。年金でも預貯金に回せるものなら回したいのが実情だろう。国に預けておいても「消えた年金」等と言われ、民間金融機関より危険なのだから、お金を大事にする事が本筋的なのかもしれない。
  だが、母は、最期まで美容院に行っていた。母は不動産所得が有ったから、年金と足せば、悠々暮らして行けた。
  人生の何が、物事を分けるのかつくづく考えさせられた。

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